みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。
蒸し暑さを吹き飛ばす、気持ちの良いサイクリングへ!
そこで、安全のため着用するヘルメットですが、こう暑いとなかなか着用するのも辛いなぁ、なんて思ってしまう方、必見です。
実は、ヘルメットの被り方によっても、その涼しさや快適性は異なってきますし、それが長時間になればなるほど、疲労の度合いも大きく差が出てきます。
サイクルヘルメットを被るとき、どのように着用するかで、そのヘルメットの持つクーリング性能や快適さ、安全性も少しずつ変わってきます。
自転車用ヘルメットの持つ本来の涼しさ、快適性を正しく得るための着用方法をわかりやすくご紹介します!
まず初めに大切なことは、
自分の頭・頭部形状に合った、最適なサイズ・フィットを選ぶこと。
ご自身に合うヘルメットサイズ・フィットについては、別記事にて詳しくご紹介していますので、
こちらの記事をご参照ください。→「ヘルメットサイズフィッティング」
次に、
正しいサイズのヘルメットであっても、被り方次第では、せっかくの機能も損なわれてしまい、疲労やストレスの原因ともなりかねません。
そこで、サイズの合っているヘルメットの正しい着用例をいくつかのオプションとともにご紹介します。
・正しい着用例
ヘルメットの位置・角度は眉の上、額を隠すようなイメージです。
こうすることで、走行中にヘルメットに配置された通気口より風をより効率良く取り込むことができ、ヘルメット内の空気が循環できると同時に、頭部の上、頭頂部を風がすり抜けやすくなり頭部を常にフレッシュに、そしてヘルメット内側に付属したインナーパッドによる汗の処理(吸収・乾燥)も適切に素早く行えます。
左右のストラップは耳のすぐ下にアジャスターを止め、顎の下に指一本入るくらいのゆとりをもって長さを調整します。
*ヘルメットのフィッティング手順について、こちらにも詳しく記載しています。
→「ヘルメットのフィッティング・調整方法」
・誤った着用例
正しい着用例と比較するとわかりやすいですが、ヘルメットがやや上向きに、額が露出した状態。
この場合、走行中にもヘルメット通気口へうまく風が取り込めないことはもとより、サイズが合っていたとしても、頭部へ適切にフィットしていないヘルメットの荷重バランスの悪さにより重く感じられたり、走行中にも振動などによりズレやすくストレスを感じたり疲労の要因にもなってきます。
額の汗も目に入ってきたり、本来の涼しさ・快適性の恩恵も受けられず、何より、安全性も損なわれてしまいます。
強い日差しが照りつける天候の良い時には、サングラスをあわせて着用することで、有害な紫外線を防ぎ、クリアな視界を広く保つことにも役立ちます。
サングラスの形状や種類など、用途により、ヘルメットとの相性もあるかと思いますが、風の流れを整える働きや巻き込みなども抑えられるものもあり、ヘルメットとサングラスとの隙間を少なくできるもの、顔の形状に合うフィット性の高いものを選択すると良いかと思います。
さらに、サイクリングキャップ(GIRO PELOTON CAP)を着用することでも、強い日差しを遮り、汗を素早く吸い上げ乾燥するため、暑さの激しい真夏のサイクリングにおいては、熱中症の緩和にも大きく役立ちます。
また、快晴だけでなくこの時期に特に多い、急な雷雨などの悪天候の場合にも、キャップを着用していると直接頭部を雨に打たれることもなく、ツバが雨の水滴からも視界を守ってくれます。
自転車向けのキャップ(サイクルキャップ)は、一般的なキャップよりもツバが比較的コンパクト(短め)につくられているものが多く、例えロードバイクなどで前傾姿勢になっても視界は遮りにくい作りとなっていますが、それでも視界が狭く感じられる場合には、上写真のようにツバを上向きにすると日差しを遮りながらも広い視界も得られオススメです。
今回着用しているのは、GIROのサイクルキャップ:PELOTON CAP
このPELOTON CAPは、サマージャージのような薄く柔らかいメッシュ(再生竹繊維)素材で、汗の吸収・乾燥に優れているので、真夏に最適。
ジャージの下に着用するベースレイヤーのように汗の処理能力に優れているので、頭部から滴り落ちる汗を防ぐ役割も担ってくれる頼もしい存在です。
GIROのキャップの種類は、他にもいくつかあります。
こちらよりご参照ください。→「GIRO キャップ」
これからの蒸し暑い夏も、より涼しく、そして快適なフィット・被り方で、さらに楽しく乗り切ろう!
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