2021.01.15

GIRO EMPIRE VR90 2020 実際の使用感をインプレ!

みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。

自転車、スポーツバイクを始めようと思う時、どんなバイクがいいかな、用途は?
これから始めるなら?
ロードバイクでも種類がある?
エンデュランス? ディスクロード? グラベルロード??
普通に乗るだけだし、
いや、どうせ乗るなら使い勝手がいい方がいいよね?

と、色々と思案をめぐらす間にも、
ここ数年でおそらく誰しも耳にすることの多くなったキーワード「グラベル」。

なぜか。

シンプルに考えれば = 自由で楽しいから!
そして、たくさんの可能性を秘めているから。

これまでのロードバイク、マウンテンバイク、というジャンルから、それぞれが歩み寄る。
ロードバイクは市街地から、海、山、峠道へと、単調なオンロードだけではない、さらなるアドベンチャー体験を追い求める。
マウンテンバイクはさまざまなダート、山岳トレイルから、ダウンヒルまで、山道・オフロードを知り尽くし至る所へ行くことができるが、上りや、トレイルへ入るまでのアクセスは楽しめない。

このどちらの遊び方にも歩み寄ったもの。
個々の発想次第で、あらゆる用途に自由に楽しむことができる。
それが、グラベルロード。

そこで、グラベルロード同様、
バイクを自由に楽しむなら、あらゆる汎用性に長けたシューズが良いと、僕は思うんです。
もちろん、ロードバイクにて、目的が定まっている方にとっては、軽量なロードシューズも最善の選択肢の一つ。

 

EMPIRE VR90 2020 実際の使用感をインプレ!

今回は、ロードバイク、シティサイクリング、マウンテンバイク、シクロクロス、そしてグラベルロード、
あらゆるバイク、そしてジャンル・用途をそつなくこなせるシューズ(SPD対応シューズ)の中でも、
僕も愛用し、最もお勧めできる EMPIRE VR90 2020 シューズを取り上げます。

製品詳細については、こちらの商品ページ👉EMPIRE VR90 2020をご覧いただくとして、今回はなぜ僕がそこまでオススメするのか、その使用インプレです。

年始恒例行事?となった新年ライドでの様子と、休暇中のソロライドでの様子、さまざまなシチュエーションも踏まえた、実際の使用感をお伝えします!

僕が現在愛用しているのは、GIRO STUDIO 限定モデル:OX BLOODカラーのEMPIRE VR90 2020。(全サイズ完売となりました。ありがとうございます。)
2020と敢えて記載しているのは、これまで(2019年まで)のモデルとは、一味も二味も変わってきているから。

僕はこれまでもVR90を愛用してきていますが、これほどまでの快適さを ”すぐに” 体感できたことは、まず最初の驚きでした。
僕の足の形状は、やや幅広、しかも少々特異な形状でして、、土踏まずの上あたりがやや張っており、細身でアッパーの硬いシューズではすぐに痛みが出てきます。。

ただ、これまでのEMPIREも、比較的柔らかいマイクロファイバーアッパーとシューレースによる緩やかなホールドに助けられてきました。それと馴染む(成長させていく)ほどに快適になっていきます。

2020モデルは、着用した瞬間から快適に

今回2020年より新しくなっている EMPIRE(ロード)、EMPIRE VR90(ダート) ともに、内部スペース(特に先端部)が広く取られており、着用した瞬間から足先の自由が適度に利きやすい。

これは、シューズラスト(足型)を、足を自然な状態(直立した)で包む様に改善していることと、アッパー素材をより柔らかく見直したこと、
これらのことが、シューレースによる自在なホールド感の調整をさらに快適にしています。

シューレースの利点とは?

シューレースは、時に「めんどくさい!」と、一笑にふされることもしばしば。。
さらには、走行中に紐が解けたりとか、絡んだりとか、トラブってしまうのでは?
と、思われがちですが、訝ることなかれ。

まず、上記の写真のように、シューレースは結び終わった後、余った部分をタグバンドで収納でき、しっかりと結び収納することで、走行中であろうとも紐が暴れることも、ギアに絡むことも皆無で、心配無用です。
*僕も長くシューレースを愛用してきていますが、これまで一度もそういったトラブルに見舞われたことはありません。

シューレースの利点として、
特に、GIRO独自の7ホールからなるシューレースホールによって、個々の足の形状如何にかかわらず、段階的に足の起伏に合わせ、足先から甲の最上部まで、細かくホールド感の強弱を調節可能。

さらにシューレース自体が適度に柔軟性を持っているため、足の甲部分にも負荷がかかりにくく、
ライドが長時間になったとしても、痛みや痺れを併発しにくいので、足の形状や痛みなど悩みを持つ方ほど、
まずは新しくなったシューレースタイプをお試しいただくことをお勧めします。

それと、これは余談? とも言えますが、
Ride への出発前、シューズを用意し、足を入れ、シューレースを結んでいく。
これが僕を、これから始まる Ride へ向け、気持ち・心の高揚へと繋げていきます😉

その日の気候や気温によるウェアコーデ、シューズのフィット感、
バッチリ決まった時の爽快感といったら、格別なモノかと!😎

強く、そして優しい、踵のホールドは特筆モノ!

SPD対応シューズの中でも、EMPIRE VR90 2020 であれば、柔軟なワンピースアッパーにより、足先から踵まで、足全体をしっかりと、かつ優しくホールドする。
さらには、このモデルの踵のホールド感は特筆モノ!

GIROの上位モデルシューズ(IMPERIAL、EMPIRE SLX、EMPIRE、EMPIRE VR90)に共通する優れたフィット感を実現しているのは、柔軟でありながらも優れたホールド力のあるヒールカップにあり。
内側に柔らかく耐久性のあるクッションを内蔵しており、縫い目も外側へとすることでフィット感を妨げず、足に合わせた適正サイズを着用することで、的確なホールド感を持続できます。

それは例えば、Rideが上写真のような、こんなことになったとしても、、、(笑)
ライド中の、オン・オフ問わず走行中のペダリング、バイクを担いで走る、歩く、飛び跳ねる!!? など、
いかなる時も快適に、足にフィットしサポートできるシューズ。

そんな汎用性・利便性の高いシューズと言えるのが、この EMPIRE VR90 2020 ではないかと思います。

 

なかなか満足のいくシューズが見つからない、使い勝手の良いビンディングシューズは?と、
お悩みの方、これからビンディングシューズにしようとしている方など、
まずは、
新しくなった、GIROのシューレースならではのフィット感を体感してみてください。

Giro Studio Tokyo店舗では、専用のフットデバイスを用いて足を細かく計測させていただき、
みなさん個々の好みや用途、足形に合わせた、適切なシューズ、そして最適なサイズを導き出す
お手伝いをさせていただきます。

GIRO  Love the Ride!

#GiroWinterCollection
#GiroEmpireVR90
#GirointheWild 

 

内田 雅樹
内田 雅樹
学生の頃よりMTB(当時はATB)に乗って長旅や、冬はスキーで山籠り… そんな日々を経て、自転車販売にも長く携わってきた経験も活かし、現在はGIROブランドとともにライドスタイルを提案。 休日には、好みのスタイルで、お気に入りのバイクを連れてご機嫌なライドへ出たり、アート鑑賞や読書にふける。 ロード、グラベル、MTB、CX、さらにキャンプへと、ますます多方面へ遊びフィールドを拡大中。